2022.10.28
円安で住宅ローンはどうなる?
こんにちは! 「住まいの円むすび」のくまどんです!
住宅ローンは「超低金利時代」と言われる状態が続いてきました。
しかし、コロナ禍をはじめとする世界情勢の変化により世界的に物価が上昇。海外との金利差の拡大や貿易赤字の拡大などによって、20年ぶりの円安となっていますね。
この円安が住宅ローンにどう影響するのでしょうか?
フラット35の場合で見ていくと、ここ3年間1.3%台で推移していた金利が、今年の3月から上昇をはじめ、5月の段階で1.48%まで上がっています。
フラット35の場合、長期金利の影響を受けやすいとされる固定金利型の住宅ローンのため、このような変化になっているようです。
それに対し、変動金利型の住宅ローンでは今のところまだ特に変化はなく、超低金利の状態をたもっています。これは、変動金利型は短期金利の影響を受けやすいという特徴があるためです。
今のところ、超低金利の恩恵は引き続き受けられるのではないかと考えてしまいそうですが、長い目で見ると、これから金利は上昇していくと考える人も多いようです。
特に変動金利型で契約している人や、これから契約しようと考えている人は、金利上昇のリスクを今まで以上にしっかりと計算しておきましょう!
ちなみに、多くの金融機関が設けている「5年ルール」「125%ルール」という、金利上昇しても返済額を変えない措置もありますが、これは金利上昇で増えた返済額が無くなるわけではなく、返済がまとめて後回しになるだけですので、これもしっかり頭に入れておいてくださいね。
そのほかにも、住宅ローンについてわからないことがあればぜひ、住まいの円むすびにご相談ください!
くまどんでした♪